これまで使っていたiPad Pro 10.5インチを手放し、さらに完成度が高まったiPad Pro 11インチにアップデートしたせいか分かりませんが、アップル純正のキーボードを使ってみたくなりました。
10.5インチのiPad Pro用にも専用キーボードはありましたが、軽量化を優先したのか、個人的にはiPad Pro本体の背面が保護されないデザインがイマイチでした(下の画像参照)。
それが、iPad Pro 11インチ用では、デザインが一新され、背面もしっかりと保護できるようになりました。
一方で、キーボードの重量については、約56g重くなっているので注意が必要です(ブログから拾った数値なので正確ではないかも)。
- Smart Keyboard(iPad Pro 10.5インチ用):約240g
- Smart Keyboard Folio(iPad Pro 11インチ用):約296g
今回購入したSmart Keyboard Folioは使用感のほとんどない中古品となります。
したがって、写真に写っている製品の様子は新品とは異なるかもしれませんのであらかじめご了承ください。
さっそく箱を開けると、半透明のシートに包まれたSmart Keyboard Folioとご対面。
iPad Pro本体が挟まる部分には、発砲スチロールなどの緩衝材ではなく、なぜか紙を折ったものが入っていました。
その理由は上の写真のとおりすぐに判明。アップルらしく、非常に手が込んでいますね。
Folio(二つ折り紙という意)というだけあって、構造はとてもシンプル。
iPad Pro 11インチに装着したところ。
この状態なら、画面オフ(スリープ状態)から、スペースキーを2回押すだけで、画面オン(スリープ状態から復帰)とロック解除が行われて、すぐに作業を始めることができます。
キーボードが閉じられた状態ならば、キーボードを開くとスリープ解除(画面オン)。そして、上の写真のように設置すれば、スペースキーを1回で作業を始められる状態にすることができます。
非常にスマートですよね。
キーとキーの間に余裕のあるキーボードが手になじみます。
キーボード部分は(持っていないので比較できませんが)旧モデルと素材もデザインもほとんど変わっていないように見えます。
フルサイズキーボードと謳っていますが、iPad Pro 11インチ用のSmart Keyboard Folioは、下の写真のようにiMac用のMagic Keyboardと比較すると全然フルサイズじゃありません(12.9インチ用ならきっとフルサイズなのでしょう)。
ちなみに、Magic Keyboardの重量は約231gなので、iPad Pro本体を裸で持ち歩きたい軽量派の方はBluetooth接続のMagic Keyboardとの組み合わせの方が荷物が軽くて済みます。
新しくなったApple Pencilを並べてパチリ。
手持ちのSurface Goと並べてみました。Surface Goは無段階で角度調整ができる点が優れています。
一方、Smart Keyboard Folioでは、2段階しか変えられず、どちらも自分にとっては傾斜が急すぎるのがイマイチで正直使いづらい。
でも、Appleのサイトを見るとそこまで急には見えません。なぜなら、上の写真はおそらく、iPad Pro 12.9インチのもの。
上述のフルサイズキーボードの件といい、iPad Proでアップルが推奨するサイズは12.9インチなのかもしれません。
思い返せば、最初に発売されたiPad Proのサイズは12.9インチでした。12.9インチの広さがあれば、A4用紙にも近く、ビジネス市場で人気の13インチクラスのノートPCとも張り合えますしね。
これからしばらくSmart Keyboard Folioを使ってみて、以前から使っている薄型軽量のBluetooth型のキーボードと使い勝手を比較してみたいと思います。
充電不要で接続の手間なくいつでもキーボードが使用できるのが、Smart Keyboard Folioの最大の強み。それ以上のメリットがどこまであるのかこれからの発見が今から楽しみです。