先日購入した超薄型のモバイルキーボードがSurface Goにもピッタリだったのでご紹介します。これがあればタイプカバーはいらないかも。
このバッファローのモバイルキーボード「BSKBB500BK」は、実売4~5千円で買え、重さはたったの152g。Surface Goのタイプカバーと比較すると、
- Surface Go タイプ カバー
価格:12,744円~16,632円(税込み)
重量:約245g - バッファロー BSKBB500BK
価格:約4~5千円
重量:152g
となり、コストパフォーマンスがよくて、しかも軽い!
モバイルPCにとって軽さは正義ですから。
しかしながら、このモバイルキーボードはキーの数が64キーと少ないため、快適に使うにはちょっとした工夫が必要です。
以下、私がカスタマイズした設定をご紹介します。この記事はSurface Goとバッファローのモバイルキーボード「BSKBB500BK」を使って書いています。
ハードウェアキーボードの設定をUSキーボードに変更
まず、Bluetoothでキーボードをペアリングした初期設定のままでは、Windowsのハードウェアキーボードの設定が、「日本語キーボード(106/109キー)」となっています。
このままの設定でも、日本語の入力はできますが、キーボードに印刷された文字と実際に入力された文字が異なるためストレスになります。
そこでキーボードレイアウトを変更します。
スタートメニュー(画面左下のWindowsのアイコン)から、設定(歯車の形をしたアイコン)を選択します。
すると、上のようなウィンドウが開くので、「時刻と言語」を選びます。
左のメニューから「地域と言語」を選択すると、上のような画面になりますので、右側にある「優先する言語」の項目にある「日本語」を選択。
すると、「オプション」が選べるようになりますので、「オプション」を選択。
ここで、ハードウェア キーボード レイアウトが変更できるので、「レイアウトを変更する」を選んで、「英語キーボード 101/102キー」を選びます。
設定を反映させるためには、Windowsの再起動が必要になります。「今すぐ再起動する」を選んでSurface Goを再起動します。
これで、キーボードの入力がそこそこ快適になります。
日本語入力環境を整える
次に、日本語の入力環境を整えます。
私は普段Macを使っているため、「かな」と「英数字」の切り替えは、スペースキーの左右にあるキーで行っています。
これがとても快適なので、会社のWindows PCも、キーの設定をMacに合わせて使っています。
バッファローのBSKBB500BKでも同じように設定しようと試みてみたのですが、うまくいきませんでした、その代わり、スペースキーの左右にある「Windowsキー」と「アプリキー」のどちらを押しても、全角と半角を切り替えられるように設定しました。
それから、BSKBB500BKには「deleteキー」がないみたいです。これでは困るので、左の「Ctrlキー」に割り当てました。左の「Ctrlキー」は「Caps Lockキー」に割り当てています。この位置はMacのキーボードとも同じなので手が覚えています。
キー設定を変えるには、過去にもご紹介したChange Keyというフリーソフトを使います。
「Change Key」非常駐型でフリーのキー配置変更ソフト - 窓の杜
対応環境は、Windows NT/2000/XP/Vista/7となっていますが、Windows 10でも問題なく使えます。
ダウンロードして解凍後、Chgkey.exeを右クリックして必ず「管理者として実行」を選びます。
すると、上の画像のようなキーボードのレイアウトが表示されるので、まずキー配置を変更したいキーを選択し、次にそのキーに割り当てたいキーを選択します。
これを繰り返してキー配置を変更していきます。私の場合、
「Caps Lock」 → 「Ctrl左」
「Ctrl左」→「Delete」
そして、「Win左」と「Appli」については、選択後に現れるキーボードの右上にある「Scan code」をクリック。
どちらのキーも「0064」(F13キーに相当)を入力してOKをクリック。
最後に、メニューにある「登録」をクリックして、PCを再起動します。
F13キーにIMEオン/オフを設定
再起動後、「Win左」と「Appli」の2つのキーに割り当てた「F13」にIMEオン/オフを設定します。
Windowsのタスクバーにある日本語設定のアイコン(「あ」もしくは「A」)を右クリックして、「プロパティ」を選択。
開いた画面から「詳細設定」を選びます。
編集操作のキー設定にある「変更」をクリック。
次に、画面中央にある「キー追加」をクリック。
開いたウィンドウで「F13」を選択して、「OK」をクリックします。
表形式になっているエリアで「F13」を選択して、それぞれ以下のように設定します。
-
入力/変換済み文字なし →「IME-オン/オフ」
-
入力文字のみ →「かな変換」
-
変換済み →「IME-オン/オフ」
-
候補一覧表示中 →「変換+次」
-
文節長変更中 →「文節変換」
-
変換済み文節内入力文字 →「全変換」
設定終了後、「OK」をクリック。
以上で設定完了です。