大ヒット上映中の「君の名は。」をお正月に家族で観てきました。
子供たちも面白かったようで、RADWIMPSの「前前前世 (movie ver.)」を毎日のように歌ってます(歌詞を間違えてますが・・)。
そんな中、AmazonがAmazonビデオの話題作レンタル100円キャンペーンというものをやっており、「君の名は。」の新海監督の旧作品が対象になっていました。
せっかくのチャンスなので、レビュー数が最も多い「秒速5センチメートル」を観てみました。
ちなみに、Amazonビデオをレンタルするのは初めてで、MacBook 12(2015)をUSB-C Digital AV Multiport アダプタを使って液晶テレビにつなぎました。
液晶テレビに接続すると、MacBook 12の画面もフルHD解像度になる仕様らしく、Amazonビデオを開いたブラウザウィンドウも小さくなってしまい、ちょっとだけ操作がしづらくなりました。
「秒速5センチメートル」予告編 HD版 (5 Centimeters per Second)
映画は3つの短編からなっていましたが、1つのストーリーとして繋がっていました。
第一話が小学生〜中学生時代、第二話が高校生時代、第三話が社会人という時間の流れで構成されています。
あまり書くとネタバレになってしまうので書きませんが、「君の名は。」に通じる要素がたくさんありストーリーもさることながら、個人的には映像表現についてじっくりチェックしてしまいました。
私は新海誠氏の作品は「君の名は。」しか知りませんが、以下のような共通点があると思いました。
- 現実世界を忠実に再現した街や電車などのCG(まるでドラマを見ているような気になる)
- 忠実に再現しつつもどこか夢の中のような不思議な雰囲気がある
- 幻想的な空の表現(現実的にはあまりない色使いだったり、雲の表現)
- 宇宙を感じさせるものが空を飛ぶ
- 地表から空まで一気に見上げるカメラワーク
- キャラクターを中心に回り込むようなカメラワーク
- 空撮のようなカメラワーク(空が入るシーンが多い)
- 音楽とともに早いテンポで切り替わる画面展開
- 都会と田舎の遠距離恋愛
- 電車や駅が重要な要素になっている
- 男女が道ですれ違うシーン(その後、振り返る)
- 早いテンポで切り替わる画面展開と共に見せる男女の掛け合いのようなシーン
いずれも、「君の名は。」では完成の域に達したのではないかと思えるほどでした。
「君の名は。」にハマった方は、ぜひAmazonビデオの話題作レンタル100円キャンペーンの対象になっているうちに新海監督の旧作品もチェックしてみてはいかがでしょうか?