世界で最も貧しい大統領が来日
「世界で最も貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が先日、初来日しました。テレビのニュースなどでご存知の方も多いと思います。
ちなみに、ウルグアイの場所はこちらです
そのムヒカ氏が世界的に注目を浴びるきっかけとなったのが、伝説のスピーチとも言われる、2012年にブラジルの国連会議で行った演説です。
その時の様子はYoutubeでも見ることができます。
9.7インチiPad Proでマインドマップをかく
今回は、そんな話題のホセ・ムヒカ前大統領の伝説のスピーチを、iPad Proを使ってマインドマップにまとめてみたいと思います。
いろんなアプリがありますが、まずはアップル純正アプリの実力をみたいと思い、標準で入っている「メモ」アプリを使いました。
その結果がこちらです。
9.7インチだと、ブランチは3〜4階層目までといった感じですね。紙と違ってペンが滑るため、Apple Pencilの精度が高いにも関わらず細かい文字が書きづらく、書いた文字が大きめになってしまうからです。
今回は、画面全体の拡大縮小機能は一回も使わずにかきましたが、「メモ」アプリは拡大しても実質的な解像度が上がるわけではなく、描いた線も太くなりぼやけます。小さな文字を拡大して書くときには便利ですが、オリジナルの解像度以上に詳細に描けるわけではありません。
今回、マインドマップのセントラルイメージを共通で使うため、スケッチ全体をコピペしてみたのですが、できるんですね。描いたマインドマップのスケッチを長押しで選択して「コピー」して、その下に「ペースト」しました。
「ペースト」したスケッチをタッチして開くと、マインドマップを描いた順に線が描かれていく様子を見ることができます。そして中央のセントラルイメージを残して周囲を消して2枚目のマインドマップを描きました。
3枚目をコピーする際に、一時的に1枚目と2枚目のマインドマップが同じになっていることがありました。おそらくバグだと思いますが、スケッチをコピペして一部を流用するといった使い方が稀なケースなのかもしれません。
iPad Proでマインドマップをかいてみた感想
やっぱり紙でかくのとは違うなというのが正直なところですね。
見た目的には同じことができるんですが、ペンの滑りや描いた線の質感が違います。一言でいうと、描いていて楽しくないんです。
もちろん、これまでのデバイスではできなかったことができるという感動はあるのですが、マインドマップをかく場合においては、紙とのギャップはまだまだ大きいと言わざるを得ないですね。
ユーザーインタフェースはアップルらしくシンプルで迷うことはないのですが、ツール類が画面下中央にあるため、時々手のひらが当たり知らないうちにペン先の色が変わってしまうことがありました。これは早急に改善してほしいポイントです。
それから、ディスプレイにペンを先につけた場合と、手のひらを先につけた場合で挙動が変わるので少し注意が必要です(それらの組み合わせによって、かいたものがすぐに消えるということがあります。)。
こういった紙では気にしなくてもよいことを、気にしつつ使わなければいけないというのは本末転倒であり、ストレスが溜まりますよね。
もちろん、他を探せばもっと優秀なアプリもあると思いますので、これから色々と試していきたいと思います。
でもやっぱり、「メモ」アプリの同期機能は魅力的なんですよねー。
ホセ・ムヒカ前大統領に興味を持った方は
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