先日の記事でもご紹介した、貼ってはがせる付箋メモが手軽に印刷できるカシオの「memopri(メモプリ)」を実際に使ってみたので、使用感などをご紹介したいと思います。
まずは開封の儀から
カシオ メモプリ 手書き入力対応モデル テープ付きお買い得セット MEP-T1SET-PK ピンク の本体は変わった形の化粧箱に入っているため、開けるのに少し苦労しました。
最初に上の方を開けたのですが、よく考えたらこんな狭い場所から出せるわけはないと、途中で気がつきました。
次に底面を開けてみたのですが、左右の紙ががっしり握手をしているので、折り曲げないと外せません。
側面からも開けられそうだったので、開けてみました。
なんだかよくわからないうちに、バラバラと全開状態になりました。私は商品の売却時のことを考えて、購入したほとんどの製品の化粧箱は保管しているのですが、本商品に限ってはご覧の通り、元に戻す自信がないので捨てることにしました。
本体の箱に入ってたのは、
- 本体
- タッチペン2本(1本は本体に収納されています)
- テープ(18mm幅、白)
- ACアダプター(電源コード付属)
- USBケーブル
- 取扱説明書(保証書付き)
- アプリケーションCD-ROM
- インストールガイド
です。USBケーブルの本体側に挿す方は、一般的なマイクロUSB(microUSB)タイプのようなので、スマホの充電などで使っているものが使えそうです。
本体の構造をチェック
本体の外観です。最初にamazonから届いた時は重く感じましたが、本体自体はそれほど重くはありませんでした。
裏面です。デジカメで撮った写真では、ややパープル寄りの色になっていますが、実際は濃いピンク色です。
単三電池を入れる蓋は迷うこともなく、簡単に開けることができました。
本体の右上にある「OPEN」と書かれたスイッチを左に押すと、写真のようにカバーが開きます。
ここにテープをセットして使います。
カバーの先端には、カッターが付いているので小さいお子さんがいるご家庭は注意が必要です。
取扱説明書を読んで気がつきましたが、本体には最初からタッチペンが1本格納されていました。ディスプレイは感圧式なので、別に付属のタッチペンじゃなくても指などでも操作はできます。
パソコンに接続して使う場合は、先にパソコンにプログラムをインストールする必要があるのでご注意ください。もちろん、本製品はパソコンがなくても使用できます。
「手書きメモ」モードで印刷してみました
自宅で余っている充電式電池がなかったので、ACアダプターを使ってコンセントから給電してみました。本体にはON/OFFスイッチがないので、ケーブルを挿すとすぐに電源が入ります。当たり前ですが、スマホのように待たされることがないのが新鮮。
タッチペンを使って現在の日時を設定して「決定」ボタンを押します。
ちなみに、充電式電池は、Amazonベーシックブランドがオススメです。我が家でも下記の2種類を購入して子供のおもちゃなどに使っています。
日時の設定が終わると、メインメニューが表示されます。
基本的にはここから使いたい機能を選択して使うという感じですね。iPhoneなどの最新デバイスの高解像度ディスプレイや洗練されたユーザインタフェースに慣れていると、解像度が低いモノクロディスプレイと電子手帳時代のようなインターフェースは、まるで1990年代の家電のようです。
当時を知っている世代なら懐かしいと思うかもしれませんが、スマホネイティブな世代から見ると、安い中国製の商品に見えてしまうかもしれませんね。そういう方には、下記商品をお勧めします。
さっそく、テープをセットします。写真のようにテープをまっすぐ伸ばしてセットします。特に難しいことはありません。ちゃんとテープをセットできたらカバーを閉じます。
タッチペンは写真のように立てて刺しておくこともできます。
まずは、「手書きメモ」モードでお試し。
いざやってみると、ディスプレイの解像度が荒すぎるので、ちょっとした線でもギザギザになって思ったように描けないですね。細かいところが気になるのはデザイナーという職業病的なところもあるので、普通の人なら問題ないのかもしれません。
描けたら、右下の「プリント」ボタンをタッチします。
印刷スピードは思ったよりも早いですね。なぜか逆さまに印刷されています。
KING JIMのテプラと違って付箋メモというのがいいですね。テプラはテープにもよるかもしれませんが、一度貼ったら綺麗に剥がせないんですよね。ちなみに、テープの粘着力はまさに付箋紙並みです。簡単に剥がすことはできますが、勝手に剥がれたりしない程度の粘着力はあります。
実は、15年以上も前からカシオは似たような付箋メモプリンターを発売しているんです。
「スマートエッグ KP-C10」は、今でも会社で使っています。プロジェクト名を印刷して、クリアファイルやファイルの背表紙に貼っておくと便利なんですよね。プロジェクトが終了したら、テープは綺麗に剥がすことができるので、今でも重宝しています。
会社で使っている「スマートエッグ KP-C10」と比較すると、下記の点で本商品は優れています。
- 単体で使える(その分大きくて重いですが)
- 印字濃度が均一(テープの性能進化かもしれません)
- 付箋メモ用テープがかなりしっかりしている(耐水性が高そうです)
- 印刷スピードが速い(ような気がする)
「文字ラベル」モードで印刷してみました
次に、「文字ラベル」モードで印刷してみました。入力した文字を確認するエリアが狭いので、昔のワープロを使っているような気分になります。
完成しました!しかし、テキストベタ打ちという感じで地味ですね。
メモプリ単体では凝った表現はできませんが、パソコンと接続して利用することで下記のように画像を挿入したりすることができるみたいなので、今度試してみたいと思います。
その他の機能紹介
「時計」モードです。しばらくそのままにしておくとバックライトが消え暗くなります。その後、さらに経ってから表示が消えますが、ディスプレイをタッチするとすぐに、時計モードで立ち上がります。
※バックライト機能について
何も操作しない場合、ACアダプター使用時は約30秒で消灯、電池使用時は約5秒で消灯します。
※オートパワーオフについて
何も操作しない場合、ACアダプター使用時は6分、電池使用時は約30秒経過すると電源が切れます。
「電卓」モードです。ちょっとした計算をしたい時は、スマホの電卓アプリより素早く計算できそうです。
「カレンダー」モードです。個人的にはあまり必要性を感じません。
「設定」の中に、「電池設定」の項目がありました。理由は分かりませんが、使用する電池の種類に応じて、設定を変える必要があるようです。他の機器では見たことがありません。
※電池寿命について
標準印刷条件において、18mmテープで約2巻分の印刷ができます。
今回ご紹介したお得なセットはこちら
在庫がある今のうちにゲットしておきましょう。お得なセットは、カシオ メモプリ 手書き入力対応モデル テープ付きお買い得セット MEP-T1SET-PK ピンクだけですからお間違えのないように!
交換用テープが6本も付いて、本体単体の価格より40%も安いですからっ!ありえないっす。
下の2つを比較してみてください。