■【1分でチェック!】ビジネスに役立つ本日のオススメ本
「【新版】日本語の作文技術 」
本多勝一 (著)
■内容
「目的はただひとつ、読む側にとってわかりやすい文章をかくこと、これだけである」。修飾の順序、句読点のうちかた、助詞の使い方など、ちゃんとした日本語を書くためには技術がいる。発売以来読み継がれてきた文章術のロングセラーを、文字を大きく読みやすくした新装版。
ーAmazonより抜粋
■こんな人にオススメ
- 日本語の文章に自信のない方
- 日本語を勉強したい方
- 文章を書くことを仕事にしたいと考えている人
■印象に残った言葉
あらゆる言語は論理的なのであって、「非論理的言語」というようなものは存在しない。言語というものは、いかなる民族のものであろうと、人類の言葉であるかぎり、論理的でなければ基本的に成立できないのだ。
■感想
facebookの友人が絶賛していたので、Amazonのレビューを読んで購入しました。私が買ったのは、<新版>ではなく古い方ですが、書籍紹介文によれば、新版と言っても「文字を大きく読みやすくした」程度のようです。
本書を読んで、まず驚いたのが小学生からこの歳になるまでまともな作文術は習ってなかったのではないかということです。日本人なのにちゃんとした日本語の書き方を知らずに大人になっちゃたのです。今になって、もっと早く本書に出会っていればと後悔しています。
もう一つびっくりしたのが、日本語がいかに論理的であるかということです。私たちはどういうわけか日本語は非論理的だと勝手に思い込んでいませんか。私もそのように思い込んでいたのですが、それは西欧の言葉やものの考え方から日本語を見たときの話で、そもそも前提がおかしいという話はなるほどと思いました。
私がブログを始めた理由の1つに、文章をもっと上手に書きたいという思いもあります。せっかく日本に生まれて日本人として育ったわけですから、もっと分かりやすい文章をサラサラと書けるようになりたいものです。