薄くて軽いスーツケースを探していたところ、無印良品の「半分の厚みで収納できるソフトキャリーケース(S)」を発見。
サイズは約54×36.5×24cm(使用時)。重量はソフトキャリーなので約3.2kgとまあまあ軽いです。
収納時は写真のとおり、約半分の厚みに圧縮されるので場所を取りません。
価格は税込みで9,900円。無印良品週間のタイミングを狙って10%オフで購入。
国内線・国際線の機内持ち込み適応サイズとなっております。
色はブラックをチョイスしたので、見た目もシンプル。
ネイビーとグレーもありますが、キャスター部分は共通なので、ツートンカラーになってしまいます。ブラックなら1色です。
キャスター部のデザインもシンプル。車輪は小さめですが全体のバランスを考えるとちょうどいいサイズ。
底面から見てもシンプルですねぇ~。
前面には大きく2つのポケットがあり、上段を開けてみたところ。
中はライトグレーになっていました。大きなポケットが2つと、ペンを差すポケットが2つありました。個人的には十分です。
下段のポケットは、新聞や雑誌などが入る大きめのポケットとなっています。iPad など薄いタブレットなら問題なく入ります。
キャリーケースの蓋は横から開けるタイプとなっています。
荷物固定バンドは一般的なスーツケースにあるものとほぼ同じです。
このキャリーケースには、特殊なパネルが左右と底面についており、この3つのパネルを深さ方向に立てることで、厚みを増やすことが可能になっています。
収納時は、勝手に膨らんでこないように、内側左右の側面にあるテープを締めておきます。
逆に、使用時は上の写真のようにテープを緩めて使います。
キャリーケースの側面を持って、持ち上げながら、パネルをくるっと下ろします。
パネルの先端にあるマジックテープが、(下の写真参照)底の方にあるマジックテープに、ピッタリとくっ付く仕組みです。
逆サイドも同じように立てます。このパネルには中央1/3に板状のプレートが通っており、意外としっかりしています。
底のパネルは全体が1つのプレートになっているのでしっかりしています。そして、3か所にマジックテープがあります。
底面はマジックテープに加え、スナップボタンもついています。
左右の2か所を留めます。
これでキャリーケースの厚みが約2倍になり、約36Lの容量となりました。
半分の厚み(収納時)から、通常の厚み(使用時)にするステップは約1分もあれば完了するので、まったく手間ではなく、よく考えられています(耐久性は心配ですが)。
同サイズのスーツケースに比べると、角が丸まっていないのと、蓋タイプなので、たくさん荷物が入りそうです。
蓋の裏側は大きなポケットになっています。中には南京錠と乾燥剤(?)が入っていました。
細部をアップで見ていきましょう。
ファスナーを重ねて南京錠を取り付けることができます。
南京錠はかなり安っぽいものなので、緊急用でしょうか。
容量アップの状態で横から見るとかなりの厚みになっていることが分かります。
底面から見たところ。
逆サイドです。
上面です。
立ててみるとこんな感じ。本当にシンプルです。
特殊な構造なので、強度が心配でしたが、横に倒して試しに座ってみたところ、なんとかギリギリ座れるくらいの強度はあるようです。つまり、普通のソフトキャリー程度の強度は確保していると言えるでしょう。椅子のように座ることはお勧めしません。
裏面にはポケットも何もありません。
キャリーケースなのに、ハンドルがないと思った方がいらっしゃるかもしれませんが、見えないように収納されていました。
キャリーバー(ハンドル)を伸ばすことで、キャリーケースらしくなりました。
キャリーバー(ハンドル)を一番短くした状態です。
キャリーバー(ハンドル)の収納部分。奥底に小物が入らない構造となっており、安心しました。
生地には撥水加工がされているようなので、多少の雨なら中のものが濡れることはなさそうです。念のため、後日防水スプレーをしたいと思います。
ファスナーの取っ手部分も金属ではなく同じ生地素材です。
冒頭で、薄くて軽いスーツケースを探していたと書きましたが、このキャリーケースを買った最大の理由は、半分の厚みで日常使いできるのではないかと思ったからです。
というのも、毎日ノートPCをリュックで持ち歩いているのですが、腰が痛い日は本当につらいんです。かといって一般的なスーツケースやキャリーケースは、小型のものでも厚みがあるため朝夕の通勤電車の中ではかなり邪魔になります。
そこで目を付けたのが、伸縮できるこのソフトキャリーケースだったわけです。ソフトタイプなので総重量もそこそこ軽いですし。
荷物を何も入れていない状態なら、キャスターの位置を調整すればなんとか自立させることができます。
この状態で、キャリーバー(ハンドル)を持って歩けるかどうか、店頭で何度も試してみました。その結果、これはいける!と判断し、購入を決意!
この厚みなら通勤電車の中でも、それほど邪魔になりません。
唯一の懸念点は、両サイドと底面にあるパネルです。
半分の厚みの時には役に立つどころか、荷物を入れたり取り出したりする際に邪魔になるんです。
それは仕方がないと諦めつつ、試しに、いつも持ち歩いている、13インチのノートPC(ソフトケース入り)とケーブル類やマウスなどをいれたケースを入れてみました。
収納スペースには、まだまだ余裕があることが分かったので、日常持ち歩いている他の小物類も問題なく入ることが分かります。
愛用のiPad mini 5は前面上段のポケットに入れるのがよさそうです。
これで、腰痛がひどい時の対策は万全。
キャリーケースとしても十分な容量があるので、出張や旅行などにもこれから大活躍してくれること間違いなし。