これまでずっと理想の財布として3回もリピートし使っていたのが「サルトーレ・ワレット2」です。とても薄くて使いやすい財布でした(下の写真)。
L字ファスナータイプの財布ですが、両面にレシートやカードを入れるポケットがあります。これが本当に便利!
中はとてもシンプルで、小銭を並べていれるスペースがあるのみ!この構造のおかげで小銭の部分を除くと、実質的に財布の厚みは両面の薄い皮の厚さのみとなっているのです。
とても使いやすいのでずっと使ってきましたが、さすがにもうボロボロです。同じ財布が欲しくてネット中を探したのですが、残念ながらもう売っているところはありませんでした。
しかたなく、次の理想の財布を探して探して、、、たどり着いたのが、SYRINXの「厚い革の薄い財布」でした。
新しい財布の機能として、まずこだわったのは「小銭入れの形状」です。
小銭が横一列に並んでいない財布にはもう戻れません。なぜなら支払いの際に、小銭を一覧できる方が必要な硬貨をスムーズに取り出せることを知ったからです。身体がもう元に戻れないくらい慣れてしまいました。
世の中には、小銭を一列に並べて入れる薄くて小さい財布は数少なく、個人的に選んだ候補は以下の2つくらいです。どちらも捨てがたく魅力的な財布ですが、最終的にはこれまで使ってきたファスナータイプにしました。
abrAsusの「薄い財布」は価格がもう少し安ければぜひ使ってみたいと思っています。
ここから以下は、購入したSYRINXの「厚い革の薄い財布」を開封&レビューしていきます。
厚い革ということだったので、硬さについて少し心配していたのですが、厚みの割には柔らかい革でした。
しっとりとした肌触りでほどよい高級感が感じられます。
革製品を買ったと感じられるレベルに革の匂いも漂っています(笑)
上の写真のファスナーは、YKKの最上級ファスナー「エクセラ」を採用しているそうです。はじめは固めでファスナーに引っ掛かりを感じましたが、商品ページによれば、使えば使うほど滑らかになるようなので今後が楽しみです。また、耐久性は通常のファスナーの数倍もあるとか。
本商品の特徴はL字ファスナーがどちらからでも開けられる点です。ちょっと変わっていますね。
財布の中には小銭スペースとカードスペースが用意されています。
小銭を取り出す場合、カードスペースに入れたカードはファスナーが邪魔をして取り出せない構造になっています(しばらく使ってみて分かったのですが、ちょっと無理をすれば取り出せます)。
まあ、小銭とカードを両方同時に出すケースは滅多にないと思いますので、大きな問題ではないでしょう。
よく見ると、カード入れの下は袋状に閉じられていないので、カードの出し入れは思ったよりしやすそうです。しばらく使い込んだら、このカード入れの部分の革をカットしてみようかと考えています。うまくいけば、カードを重ねて入れるエリアは革2枚分薄くすることができます。
革の内側です。しばらく使っていると、レジでもらったレシート等を入れる際に、内側の革に紙が擦れて傷がつき始めました。
旧財布と並べてみました(中身は入ったまま)。このアングルから見ても新しい財布の方がしっかりしています。
重ねてみたところ。縦横のサイズはほぼ同じですね。
旧財布に入っていたものを入れてみます。
こんな感じで入れてみました。
使い始めは交通系カードを外側に入れて、改札でタッチする際に向きを気にしていたのですが、逆さにしても反応することが分かったので、今は上の写真でみてお札の右側(財布の中央側)に入れています。
中央のカードスペースには、滅多に取り出さないカード類を入れて、頻繁に使うカード(2枚)は、上の写真でみてお札とは反対側に縦にして入れています。
収納スペースとしては特に問題ありませんが、やはり旧財布に比べると厚みがあります。
その後、しばらく使っていますが、財布としての質感には満足しているものの、以前のものと比べるとやはり厚みが気になります。
横から見たところ。
中身を移し替えて、再度撮影。
しばらく使ってみて、外側にポケットがあることのありがたみがよく分かりました。やはり旧財布はマイベストです!
以前購入して気に入っているキーホルダーと並べてみました。革の色がだいぶ濃くなっています。新しく購入した財布も、これから色の変化が楽しみです。