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UPDATE LIFE

人生をアップデートするブログ

娘(小学3年生)の「夏休みの宿題がなかなか進まない問題」への対策を考えてみた。【読書感想文編】

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夏休みの宿題がなかなか進まない問題、お宅は大丈夫ですか?SUPER_UPDATERです。前回の記事では予定表の作り方について書きました。

今回は読書感想文が進まない問題

夏休みの読書感想文ははかどっていますか?文章をたくさん書かないといけないので、苦手な子供も多いのではないでしょうか。

私も昔から大っ嫌いでしたし、(このブログのように長文は)未だに上手に書けません。

うちの娘もパパに似て、読書感想文は苦手のようです。いつになってもできないので、ママもイライラ。いつもママから「早くやりなさいよー」と怒られています。

でも、

よい読書感想文はどうすれば書けるのでしょうか?

読書感想文の書き方を子供に伝えるのって難しくないですか?

「本のあら筋じゃなくて感想を書きなさい」ってよく言いますが、どうすればよいのでしょうか?

娘はいつもママからそう言われていますが、様子を見ているとどうすればよいのか分からないみたいです。

 

親の感想文になっていませんか?

そこで考えたのは、親が考える理想的で文法的にもキレイな読書感想文を子供に求めていませんかということです。

これをやってしまうと、子供が書いた読書感想文に対して、いちいちツッコミを入れたくなりますよね。

その結果どうなるかというと、子供は理解したふりをして親の指示通り書き直してそつのない感想文が完成してしまうのです。また、書き直し箇所が多くなるので時間や手間もかかります。

親が満足する読書感想文は出来上がるのですが、これでは本質的に「親の読書感想文」になってしまっているような気がします。これって実はすごく多いのではないかと想像しています。

親の指示通りと書きましたが、「ここはこうしなさい」ではなく、「ここはこうした方がいいんじゃないの?」という言い方だったりすると、親は「指示」ではなく「アドバイス」をしていると思っているので、本質的な間違いになかなか気づかないのではないかと思います。

要するに、アドバイスは子供に対してYesかNoで答えられるクローズド・クエスチョンなんですよね。親はよかれと思ってやっているのでしょうが、子供に対して(親が用意した)正解を提示して正解を選ぶように誘導しているのです。

そうではなくて、子供が自分で答えを考えないといけないオープン・クエスチョンで質問することがすごく大切だと思います。子供が自分の頭で考えるからこそ本当の学力がつくのではないでしょうか。目先の読書感想文をどうするかではなく、長い目で見て少しずつ子供の学力を伸ばすという考え方を持ちたいと思います。

漢字の書き間違いなどは指摘しても良いと思いますが、多少の文法間違いは気にせず、子供が思ったこと、感じたこと、考えたことを尊重して自由に書かせてみてはいかがでしょうか?

その方が子供らしくて生き生きとした読書感想文ができると思います。

 

 

いきなり書こうとしてもできない

次に考えたのが、読書感想文をいきなり原稿用紙に書こうとしているから、難しいのではないかということです。

頭の中でゼロから構成を考えて書くのは相当難しい作業だと思った方がいいです。大人だって慣れないとなかなかできないですよね。

そこで、分かりやすいようにやることを細かく分解して子供にやらせてみることにしました。

ステップは、大きく分けて以下の5つになります。

  1. 読書感想文を書くための本を読む
  2. 読書感想文に使える要素出し【約15分】
  3. 読書感想文の原案を考える(話す)【約20〜30分】
  4. 読書感想文の下書きを書く【約1〜2時間】
  5. 読書感想文を清書する【約1〜2時間】

 

読書感想文に使える要素出し

本を読み終えたら、内容を忘れないうちに読書感想文に使える要素を洗い出しておきましょう。やってみた方法は以下のとおりです。

  • まず、読んでみてどうだったか、率直な感想を聞きましょう
    (面白かった?つまんなかった?怖かった?)
  • 次にどんなところが面白かった(感想による)か、3か所くらい覚えている話をしてもらう
  • それぞれのストーリーについて、なぜ面白かったか(感想による)を聞いて、答えてもらう(どんな答えでも受け入れましょう)
  • 以上を、話を聞きながらマインドマップでメモする
    マインドマップが書けない場合は、キーワードを箇条書きでも構いませんが、子供に見せながら(共有しながら)書くことがポイントです

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読書感想文の原案を考える(話す)

読書感想文に使えそうな要素が一通り出たところで、マインドマップを見て一通り感想を語らせました。

感想文の原案のようなものを作るイメージに近いです。文法的に問題があっても突っ込まずに、ニコニコとうなずきながら最後まで聞きましょう。ストーリーを詳細に語り始めるなど、あら筋多め+感想になるかと思います。まとまっていないようでしたら、2〜3回繰り返してやってもいいでしょう。

この時、あら筋が多めになったため導入したのが、お手本を見て真似るというステップです。大人だって達人やその作品からヒントを得て上手くなりますよね。

今の時代、ネットを探せば上手な読書感想文を簡単に見つけることができます。

調べた結果、こちらの入選作品から、同じ学年の読書感想文を1作品選んで印刷しました。

印刷した読書感想文を読ませて、まずは素直に感想を聞いてみましょう。最終的にはあら筋と感想の割合がどうなっているか理解させるのが目的です。

上手な感想文は本のストーリーが少ないんだぁということがしっかり理解できればいいと思います(入選作品というのが説得力あります)。

ここで、私も入選作品を見て気づいたのですが、自分の体験に結びつけて感想や思ったことを書いていることです。

そこで行ったのが、本のテーマについて自分の経験の中から関係することを話してもらい、どう思ったか?これからどうしたいと思ったかなどを聞き出しました。ここでも自由に話をさせて突っ込まないように注意しました。

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先ほどと同じく、話を聞きながらマインドマップに記録しました。どうしても本のストーリーを詳細に語りたがるので、そういう時は自分の体験に結びつけるように促しました。

(娘が選んだ本は、「失敗」がテーマだったので、自分の失敗体験などと結びつけて話してもらいました)

その後、マインドマップを見て再び感想を語らせました。

 

読書感想文の下書きを書く

かなり荒削りですが、読書感想文の原案ができたので、すぐに下書きに行きたいところですが、その前に、さらにお手本から学べることがあるのではないかと考えました。

そこでやってみたのが、印刷した上手な読書感想文を見て、本の内容や感想ではなく「共通で使える表現やフレーズ」に赤色のペンで下線を引かせました。

最終的には3つの入選作品を印刷して、やってもらいました。

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その後、2枚のマインドマップと下線が引かれた上手な読書感想文を見ながら、一気に読書感想文を書かせました。

これは下書きなので、本番用の原稿用紙を自宅の複合機でコピーした紙に書かせました。

読書感想文に必要なボリュームの文章を、集中して書き上げるのが目的です。部屋に一人きりにしてなるべく邪魔をしないようにしました。

完成したら、その読書感想文(下書き)を読ませて、そこまでの努力をまずは褒めてあげましょう。

ここで文法がおかしいとか、意味が伝わらないとかついつい突っ込みたくなる気持ちは分かりますが、下書きですから完成度が低くて当然です。しかも親の物差しで計って指摘していたら、どうなるでしょう。

おそらく、読書感想文を完成させるモチベーションも下がってしまうことでしょう。その結果、親の指示にしたがって嫌々読書感想文を完成させるという道を選んでしまうのではないかと思います。

 

読書感想文を清書する 

ここまできたら、あともう少しです。下書きを何度も読ませて改善ポイントを探っていき、ブラッシュアップをするのみです。

しかしながら、これが子供には難しいし、親としてもどのように説明すればよいのか分かりません。下手をすると、先に書いたように誘導になってしまうのです。

悩んだ挙句にやったことは、上手な読書感想文と、自分の下書きを何度も読ませることです。

それから、下書きを読んで、本の内容を知らない人の立場になって、分からない箇所を聞いたりしました。でもこのやり方では、さらにあら筋が増えるだけでした。難しいですね。

その他には、学校からもらったコンクール応募のためのヒントが書かれたプリントを確認させたりしたのですが、子供の様子を見ていると、本当にどうしたらよいのか分からないようです。しまいには、「コンクールに出さないから(直さなくても)いいでしょ」という感じで開き直り、完全にモチベーションが下がっているのを感じました。

実は、私が席を外している間にママに相談したようなんです。そこでまた違うことを言われたせいか、まったく新しい感想(+あら筋)を書き始めたのです。

せっかくいいところまで行っていたのにと思いました。

 

実践した結果

やってみてどうだったかといえば、思った通りにはいきませんでした。

具体的には、最後のブラッシュアップのステップが難しかったです。実は、読書感想文の原案を話すところでは、子どもらしくていい話をしていたのですが、下書きの原稿には含まれていませんでした。それを最後に書き直して欲しかったのですが、想定外な外的要因もあり、うまくいかなかったのです(他の理由もあると思いますが)。

私もこうすればよいという正解を知っているわけではないので、子供の状況を見つつ試行錯誤してやっていました。

常に気をつけているのは、私はプロセスをガイドする役に徹し、考えさせる部分についてはすべて子供にやらせようとしました。時間はかかるけれども、それが一番よい方法だと思っているからです。

マインドマップでメモを取るパート(読書感想文のネタとなる要素(キーワード)を自由に書き出す)も、本当は子供にやらせたいところですが、まだちょっと難しいかなと思って私がやっています(お手本を見せるという意味もあります)。基本的には子供が言ったことをただ書いているだけです。親の意見はほとんど入れないように注意しています。

最後に完成した読書感想文は、時間的な制約もあり「あら筋多め」になってしまいました。娘も最後は投げやりになって、「あら筋多めの読書感想文だっていいでしょー」なんて言う始末。

今回の件を通じて、個性や自主性を尊重する教育って本当に難しいと思いました。

私自身ももっと勉強し、焦らずに見守っていきたいと思います。

 

おまけ

ネットにはこんなものがあるようです。うまく活用する方法があればよいのですが。。

自由に使える読書感想文は学校提出目的に限り著作権フリーです

 

読書感想文の書き方についての本もありました。 

ちびまる子ちゃんの作文教室―日記、読書感想文ほか中学入試問題にも対応 (満点ゲットシリーズ)

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読書感想文がスラスラ書ける本 小学3・4年生

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かんたん!読書感想文―スラスラ書ける10の魔法 3・4年生用

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だれでも書ける最高の読書感想文 (角川文庫)

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