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GALAXY Note II vs GALAXY Note 4 vs 9.7インチiPad Proで、手書きメモの実力をマインドマップを使って検証してみた。

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以前に中古でゲットしたGALAXY Note II(左)と、今回新しくゲットしたGALAXY Note 4(右)。

入手価格は、Note IIが1万数千円、Note 4が4万円弱。Note 5はまだまだ高価だったのであきらめました。

 

デジタルでも手書きマインドマップを描きたい

私は日常的に会議メモや発想メモとしてマインドマップを活用しており、これまで何百枚とA4サイズの上質紙に描いていました。

それらがある程度溜まってきた時点で、スキャナーで一気にPDF化してデジタル保存しています。

ちなみに、マインドマップを描くのにオススメの上質紙はこちらです。

BROTHER 専用A4上質普通紙250枚 BP60PA

BROTHER 専用A4上質普通紙250枚 BP60PA

 

 

また、デジタルガジェット好きとしては、手書きマインドマップのデジタル化は永遠の憧れです。

マインドマップには、iMindMap HDという公式アプリがありますが、デバイス間で連携するには有料だったり、ノートとしての自由度が低いという問題もあります。

iMindMap HD

iMindMap HD

  • ThinkBuzan Limited
  • 仕事効率化
  • 無料

 

これまで試した歴代の電子ノート

古くは、SONYのPTC-300に始まり、シャープのザウルス、Palm、SONYのCLIEなどそれぞれの時代で、最先端の電子ノートに投資をしてきました。

マインドマップを日常的に描くようになって初めて購入した電子ノートのは、シャープの電子メモ帳「WG-N10」です。その最新機種はWG-S30シリーズです。

本機種はサラサラと描けるペンの追従性はよかったのですが、割り切りすぎた仕様が自分の使い方には合いませんでした。後継機種についてもマイナーアップデートに留まり、シャープの本気度も感じられません。

昨年購入したSurface 3もSurface ペンで手書きができましたが、本体性能に不満がありすぐに売却。

その後発売された、12.9インチiPad ProではほぼA4サイズのディスプレイに手書きのマインドマップメモがスムーズにできて感動しましたが、その重さに耐えかねて9.7インチiPad Proに乗り換えました。

今のところ、大画面にマインドマップを描く電子ノートとして、9.7インチiPad Proは最高のデバイスです。標準のメモアプリを使えば、勝手にiPhoneやMacと同期してくれるのでとても便利。 

 

GALAXY Noteが必要な理由とは?

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これはモレスキンに描いたマインドマップです。日常生活では、どうしてもこの手のひらサイズでメモを取りたい場面があります。

モレスキン ノート クラシック ハード 無地 ポケット QP012 黒

モレスキン ノート クラシック ハード 無地 ポケット QP012 黒

 

そんなモレスキンでのマインドマップメモを、デジタルに置き換えられないかと考えて中古で買ったのが、GALAXY Note II(SC-02E Docomo版)だったのです。

 

GALAXY Note IIでのマインドマップメモ

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中古なので事前に試すこともできず、リスクを承知で購入したものの、いざ使ってみると思ったことができないことが分かりました。

上の写真はディスプレイを最大に拡大してマインドマップを描いている様子です。

ちなみに、Sペンの追従性は特に問題もなく快適です。さすが、ペンタブレットでお馴染みワコム社のデジタイザを搭載し、筆圧感度は1024段階だけのことはあります。

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問題なのは、GALAXY Note IIのディスプレイ解像度です。Docomoのサイトによれば、ディスプレイ解像度は720×1280。

そのためSノートに描ける情報量が少なく、GALAXY Note IIではマインドマップの3階層目まで描くのがやっとということになります。

 

GALAXY Note 4でのマインドマップメモ

そこで目をつけたのが、後継機のGALAXY Note 4です。

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出典:http://phablet-note.com/galaxy-note-3_topic/galaxy-note-4_01.html

上記のスペック比較表を見ると、Note IIに比べると、Note 4のディスプレイ解像度は、約4倍になっていることがわかります。ディスプレイサイズも5.5インチから0.2インチアップの5.7インチ。それだけのスペックアップにも関わらず、重量はマイナス21gでサイズもやや小さくなっているんです。

 

実際に入手したNote 4でマインドマップを描いてみると、 

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ディスプレイを最大に拡大してマインドマップを描いた場合でも、解像度が高いため多くの文字を書くことができます。ちなみにペンの太さは最小です。見渡せるマップの範囲が広いということはそれだけ、拡大縮小の手間が省けるということです。

また、新しくなったAdvanced S ペンは Galax Note 4 に付属するものから筆圧感度が倍になり、さらに滑らかさが向上しているのです。

私のお気に入りは万年筆モード。書き味が癖になりそうなんです。

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100%表示に戻してみると、GALAXY Note 4ではマインドマップの4〜5階層目まで描くことができることがわかります。

なんと、モレスキンで取るマインドマップメモ以上の情報量を詰め込むことができるとは驚きです。

ちなみに、GALAXY Note 4で打ち合わせメモを取っているとバッテリーの消費が激しいです。

 

9.7インチiPad Proでのマインドマップメモ

せっかくなので、手持ちの9.7インチiPad Proでも試してみました。

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標準のメモアプリで最大に拡大したところです。やはりディスプレイが大きいって素晴らしい。ペンでの描きやすさが違います。

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100%表示に戻してみると、GALAXY Note 4とほぼ同じくマインドマップの4〜5階層目まで描くことができることがわかります。

ちなみに、9.7インチiPad Proの解像度は2048 x 1536とGALAXY Note 4よりも少し低いんです。

大は小を兼ねると言いますが、手書きマインドマップを描くなら、5.7インチのGALAXY Note 4が9.7インチiPad Proの代わりになってしまうことが分かりました。つまり小が大を兼ねてしまうのです。

 

電子ノートでの手書きメモの実力検証を終えて 

ここ数年における電子ノートの技術的進歩は著しく、こんなニュースも飛び込んできました。ますますこれからが楽しみです。近い将来、本当に紙を置き換えるようなデバイスが登場するかもしれませんね。

ascii.jp

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今回の検証の結果、GALAXY Note IIは不要になりますので、近いうちに売却したいと思います。

また、残りのページが少なくなったモレスキンについては、新しいモレスキンを購入せずに、GALAXY Note 4を使ってどこまで仕事で活用できるか試してみたいと思います。

中古で偶然手にいれたGALAXY Note 4の本体カラーですが、iPad Proと同じホワイトでお揃いになりました。ちなみに、メインスマホのiPhone 6sもホワイトなんです。

アナログでの手書きのメリットはまだまだ残りますが、電子ノートのメリットも捨て切れません。

あなたのノートも電子ノートでアップデートしてみませんか?