2016年4月22日から5月5日まで、二子玉川の玉川高島屋S・C 西館1Fアレーナホールにて開催されていた「たまがわロボットタウン」に子供と出かけてきました。
展示会場には、様々な目的のロボットが展示されていましたが、本記事では、まるで本物の女性のような最先端の人体型ロボット「アクトロイド」についてレポートしたいと思います。
ちなみに、
アクトロイド (Actroid) は、高度に写実的な人間らしさを備えている人間型ロボットの商品名である。
アクトロイド - Wikipedia
最終日の朝一に行ったのですが、さすがゴールデンウィーク。朝から混んでいました。
これが、株式会社ココロが開発したアクトロイドです。
まだ動きに少しぎこちないところはありましたが、技術の急速な進歩によって「不気味の谷」を超えつつあることが分かりました。
外見と動作が「人間にきわめて近い」ロボットと「人間と全く同じ」ロボットは、見る者の感情的反応に差がでるだろうと予想できる。この二つの感情的反応の差をグラフ化した際に現れる強い嫌悪感を表す谷を「不気味の谷」と呼ぶ。
不気味の谷現象 - Wikipedia
いや〜。近い将来、様々な仕事がアクトロイドに変わっていくのでしょうか。
もし数百年後も人類が生きているとしたら、人間とロボットの境界はもっと曖昧になっているのかもしれませんね。
次に「アクトロイド」の内部メカや、各部のパーツが展示されていたので、ご紹介します。
「スキンさわりくらべ」では、アクトロイドに使われているスキン(人工皮膚)の感触を実際に手で触ることができました。
写真左から、顔、腕(?)、足だったと思います。やはり顔の部分に使われているスキンが一番柔らかい素材を使っていました。正直ここまでこだわっているとは驚きです。
次は、手です。
何気なく置かれているように見えますが、時々指先が動くんです。
次に眼球パーツ。正直、これがあの可愛いアクトロイドの眼かと思うと不思議な気分になりますね。
足と手のウレタンモデルです。
腕に使われているスキンです。爪にはしっかりとマニュキュアがされていますし、血管まで丁寧に再現されていますが、近くで見ると人工皮膚だとすぐに分かります。
顔のスキンです。眼球と髪の毛がないのでちょっと気持ち悪いですが、お化粧した女性だと思えば、皮膚の感じはかなり本物っぽいです。やはり顔の精度が一番重要ですからね。
顔の部分の内部メカです。どんな美女やイケメンでも皮膚の内側は同じですが、アクトロイドも一緒ですね(当たり前!)。
正直、これを見てしまうと、スキンで覆われたあの可愛いアクトロイドを見る目が変わります。
ぜんぜん可愛く見えない!
このメカメカしいロボットが、
この子なんですよ!信じられます?
近い将来、どんなロボットたちが、私たちの生活をアップデートしてくれるんでしょうか。
現在、Amazonで買えるロボットもあります。