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UPDATE LIFE

人生をアップデートするブログ

シンプルだが実践は難しい「Yes, and」のコミュニケーションが世界を変える。

レポート レポート-学び

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久しぶりに、ワークショップや、ファシリテーションに関して日々感じていることを書きたいと思います。

ワークショップの場づくりに必要な「Yes, and」の精神

「Yes, and」というコミュニケーションのやり方は、日本語にすると、「いいねぇ、だったら〇〇」とか、「いいですねー、それなら〇〇」といった感じでしょうか。

相手の意見やアイデアをまず受け入れるというのが最大のポイントだと思います。

主にアイデア発想系のワークショップでは、以下のようなブレインストーミングの4原則が重要になってくると思いますが、

  • 判断遅延
  • 突飛さ歓迎
  • 質より量
  • 他人のアイデアに便乗

これら4原則のベースには「Yes, and」の考え方があります。

でもこれってやってみるとなかなか難しい。普段の仕事で日常的にできている人はほとんどいないと思います。それだけ高度なコミュニケーションの仕方なんですよね。

私たちは普段、自然な脳の働きとして無意識に完璧を求める傾向があり、粗探しをしたり、批判的に物事を見ることが当たり前になっています。

だからこそ、ブレインストーミングやワークショップのような、参加者全員が自由にアイデアや意見を出し合いながら創発するような場面においては、全員が「Yes, and」を意識的に行わなくてはいけないのです。

それはつまり、参加者の誰が何を言っても安心安全な場を作ることに他ならないのです。

「Yes, and」を理解し体験するには

ワークショップの中で、ブレインストーミングなどのアイデア発想や対話の本題に入っていく前に、参加者に「Yes, and」の考え方を理解し、体験してもらう方法があります。


No.252-1 山崎亮 『コミュニティデザインの方法』


No.252-2 山崎亮 『コミュニティデザインの方法 講師:(studio-L)

上の動画は、株式会社studio-L代表でコミュニティーデザイナーの山崎亮さんが実施したワークショップを撮影したものですが、No.252-1の最後の方から、No.252-2にかけて「Yes, and」を体験するワークを実際に行っている様子を見ることができます。

私も先日、企画した「ワークショップデザイン入門講座」の中で、ファシリテーターを目指す参加者の方々に体験してもらいました。講座の中では、他にも様々なワークを体験していただいたのですが、最後の感想では、「Yes, and」に関する感想を述べる方が多く、予想以上に効果的なワークだったというのを実感しました。

参加者からは例えば以下のような意見や感想がありました。

  • 普段から「Yes, and」を意識していきたい
  • 夫婦間のコミュニケーションでも「Yes, and」を実践したい
  • 「Yes, and」はやってみると難しい
  • その後のワークでもみんなが「Yes., and」を意識的に行っていたのでよかった

などなど。

私自身も参加者の様子や発言を聞きながら、多くの学びを得ることができました。ネットで調べてみると、スタンフォード白熱教室でも「Yes, and」のワークをしていました

「Yes, and」ワークはどこで生まれた

ワークショップに携わっている方なら、「インプロ」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

インプロとは、「インプロヴィゼーション(即興)」の略語です。
即興は、音楽、ダンスなどさまざまなアートで取り入れられていますが、
欧米では特に演劇の分野が盛んです。

インプロとは?

「インプロ」では、よく即興でシーンを作ることが行われますが、ワークショップのアイスブレイクで使えるような様々なインプロゲームが開発されています。海外のサイトには、とてもたくさんのインプロゲームの情報があるようです。

 


インプロゲーム紹介 Yes and

「Yes, and」はインプロにおいて最も重要なコンセプトの一つで、身体を使った上の動画のような「Yes, and」ゲームもあります。機会があれば是非使ってみたいです。

「Yes, and」の効果とは 

私の知人で、いつも「Yes, and」をしてくれる人がいるのですが、そういう人には何を言っても受け入れてもらえるという安心感がありますね。

私もそういう人間になりたいなぁと思っているのですが、まだまだ修行が足りないようです。先日の「ワークショップデザイン入門講座」での気づきや学びを活かして、これまで以上に「Yes, and」を実践し、仕事仲間や家族との関係性の質を向上させていきたいと思います。

さらに、「Yes, and」の文化が根付いている組織や企業は、アイデアを否定したり、避難を浴びせたり、即座に却下したりする組織に比べ、より創造性にあふれ、社員のモチベーションが向上することも期待できます。

私は英語が弱くてほとんど理解できませんが、「Yes, and」についての重要性を語っているTEDスピーチがありましたのでご紹介しておきます。英語が得意な方は是非ご覧ください。

あなたのチームも明日から「Yes, and」を取り入れてアップデートしませんか?


Two words that can change the world, YES AND: Karen Tilstra at TEDxOrlando