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咳(せき)症状がいつまでも続くなら、咳喘息(せきぜんそく)かもしれません。

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約2週間前に風邪をひきました。咳以外の症状は改善しているのですが、いまだに咳だけが続いています。

実は今年の1月にも同じような経験をしています。風邪が治った後に、咳だけが残るといった似たようなケースだったので、今後のために記録に残しておきたいと思います。

今回は、この季節に風邪をひいた経験がないため、最初は透明の鼻水が出ていたことから花粉症の症状だとばかり思い込んでいました。

今回の風邪症状の経緯

  1. 透明の鼻水が出る、喉が痛い、咳が出る、頭痛がするといった症状から始まりました(約2週間前)。
  2. 仕事の打ち合わせなどで話す機会が多いと、喉の痛みがどんどん悪化し、咳もひどくなりました。
  3. 水分を取ったり、のど飴を口に入れてもほとんど効果なし。
  4. 喉の奥がヒリヒリとして炎症を起こしているような感じの痛みで、すぐに我慢の限界を迎えます。と同時に、眉間にしわを寄せたくなるような頭痛に悩まされました。
  5. ここまでくると、病院に行って薬をもらわないと、仕事や生活に支障が出るレベルなので病院へ行きます。全身倦怠感や熱っぽい感じはあるものの、発熱はありませんでした。
  6. 処方されたお薬は以下の通り。1週間分をいただきました。
    ・アレルギー性の鼻水、くしゃみ、鼻づまりを抑える薬
    ・咳を鎮める薬
    ・喉の痛みや炎症を抑える薬
    ・炎症による喉の腫れや痛みを抑える薬
  7. 1週間経過後の症状として、喉の痛みは軽減、透明の鼻水は出なくなり、その代わり「あおっぱな」が出るようになり時々鼻づまりになったりします。咳の出方も喉がいがらっぽい感じで、咳をすると黄緑色の痰(たん)も一緒に出てくるようになりました。痰(たん)や鼻水が黄色や緑色というのは、主に細菌(ウイルス)と戦った白血球の死骸だそうなので、体外に出してやることが重要です。
  8. 上記のように症状が変化してから、薬の効果を感じることができず、薬も切れるタイミングだったので、再び病院へ(約1週間前)。
  9. その時の症状は、軽い頭痛、全身倦怠感、あおっぱなと鼻づまり、いがらっぽい咳と黄緑色の痰(たん)でした。
  10. 処方されたお薬は以下の通り。1週間分です。
    ・アレルギー性の鼻水、くしゃみ、鼻づまりを抑える薬(継続)
    ・風邪や気管支炎に伴う、全身倦怠感、微熱、悪寒、咳などを改善する薬
    ・咳を鎮める薬
    ・痰(たん)や鼻汁を出しやすくする薬
    気道の炎症を抑え、気管支を広げて、喘息の発作を予防する吸入薬
  11. 特に最後の薬は、念のため咳の症状が変わった時のことを考慮して処方してもらいました。私の場合、風邪の症状が治っても変な咳が何週間も続くケースがよくあり、1月の時もそうでした。今回もそのようになる可能性が高かったので予め処方してもらったのです。
  12. 現在はまだ風邪っぽい咳も残っているのですが、たまにお腹の方からこみ上げてくるような咳も出たりします。しばらく咳が止まらず咳き込んでしまうこともあります。鼻水鼻づまり、痰の症状はほぼなくなりました。全身倦怠感もだいぶ改善しています。痰もほとんど出なくなりました。
  13. いつものパターンだと、今後はおそらくお腹の方からこみ上げてくるような咳が中心になっていくと思われます。

咳喘息(せきぜんそく)とは 

この、「お腹の方からこみ上げてくるような咳」なんですが、調べてみると「咳喘息(せきぜんそく)」という症状らしいのです。

かぜは治ったはずなのに、咳はちっとも治まらない、といったような状態が数週間続いたら、それは咳喘息かも知れません。
咳喘息は、慢性的に咳が続く気管支の病気です。一般的な喘息と同様、気道(呼吸をするときに空気の通る道)が狭くなり、いろいろな刺激に対して過敏になって、炎症や咳の発作が起こります。

長引く咳にご注意!咳喘息(せきぜんそく)

咳喘息(せきぜんそく)の症状とは 

  • 風邪の後、一カ月以上、空咳(からぜき)が続く
  • その他の症状はほとんどない

咳喘息は、喘息の前段階ともいわれるそうです。咳喘息を放置すると、30%が本格的な喘息に移行してしまうことがあるそうなので早めに対処しておきたいですね。

咳喘息(せきぜんそく)になったら

咳喘息の治療には、

  • 気管支拡張薬(気管支を拡張させて空気の通り道を広げる薬)
  • 吸入・経口のステロイド薬

が効くそうです。

吸入ステロイド薬は、1/1000ミリグラム単位の少量でも気道に直接作用して、優れた抗炎症作用を発揮するそうで、全身的な副作用の心配も少なく、長期にわたって用いることができるんだそうです。下記サイトによれば、症状が改善しても2週間は服用し続ける方がよいそうです。

吸入用ステロイドを咳喘息に使用すると2日か3日で咳が気にならなくなるため、服用をやめてしまうことがあります。私は、吸入用ステロイドは少なくとも2週間服用し続けることをお勧めしています。

安眠を妨げる辛い咳喘息厄介だが過度に怖がるべきではない|男の健康|ダイヤモンド・オンライン

1月の風邪の後に残った咳は、吸入薬を使うことで症状の改善が見られたので、咳喘息(せきぜんそく)だった可能性が高いです。

過去の風邪を振り返ってみても、咳喘息(せきぜんそく)とは知らずに1か月近く咳の症状に悩まされていた経験が何度かあります。仕事や生活に大きな支障もないため我慢していているうちに、いつの間にか治っていました。

この咳は1ヵ月くらい時間がかかりますが、ゆっくりと自然に治っていくものです。
安眠を妨げる辛い咳喘息厄介だが過度に怖がるべきではない|男の健康|ダイヤモンド・オンライン

自然に治っていくといっても、咳をすると体力を奪われてしまうので、もっと早くに咳喘息(せきぜんそく)という病名を知りたかったです。

長引く咳は咳喘息かも 

もし、数週間単位の長引く咳症状に悩んでいるとしたら、咳喘息(せきぜんそく)の可能性があります。そのまま放っておいても自然に治っていくそうですが、辛いですよね。いくら仕事や生活に支障がない程度の咳とはいえ、職場の人にも迷惑がかかりますし、早めの治療をお勧めします。

咳喘息を放置すると、30%が本格的な喘息に移行してしまうというのも気になりますしね。

参考にしたサイト