これまでのデジタルカメラでは体験できなかった、360° experienceを体験できるリコーのTHETAですが、先日初めて家族旅行に持参しました。もちろん、持って行ったのは最新のRICOH THETA Sです。
レンズが傷つきそうで不安
RICOH THETAは構造的にどうしてもレンズがむき出しになっています。ケースに入れずにそのままテーブルに置くと、レンズ部分がテーブルに当たるので傷がつきそうです。
このように側面を下にして置くこともできたり、底面を下にして立たせることもできますが、不安が残ります。
どうしてもケースなどの柔らかい布の上に置きたくなりますね。
100円ショップで買った三脚がぴったり
何年も前に100円ショップで買って以来、まったく使っていなかった三脚をたまたま見つけたのでRICOH THETA Sにつけてみたところ、サイズもぴったりだったので、旅行に持って行きました。
この三脚はコンパクトデジカメにつけると、倒れそうでちょっと不安だったのですが、RICOH THETA Sは約125gと軽いので思った以上にぴったりフィットし安定していました。
多少デコボコしている場所でもバッチリです。
沖縄県の残波岬灯台に登って撮影してみました。
人が登れない場所に置くことができます
撮影した写真はこのようなjpegファイルですが、専用アプリで開くとグリグリ360°回転させてみることができます。専用アプリはRICOHのサイトから自由にダウンロードできます。
旅行で大活躍のTHETA S
旅行先では、家族で食事をしている時にテーブルの真ん中に置いて撮影したり、広大な景色が広がる場所に置いて、自分は岩陰に隠れてiPhoneからリモートでシャッターを切ったりしていました。
100均の三脚は常時つけっぱなしで、撮影スポットに着いたら、カバンの中のTHETA専用ケースから取り出して、ジャケットの内ポケットやズボンの後ろポケットに、レンズ部分をそのまま入れていました。こうすると三脚部分はポケットの外にはみ出るので取り出しやすいのです。
今回の旅行でびっくりしたのが、THETAのWi-Fiボタンを押して、iPhoneのアプリを立ち上げると自動的に接続してくれるのですが、接続までの時間が思ったよりも早いということ。以前ソニーのレンズ型デジカメを使った時はイライラしたのですが、それがありません。
ただやはり、THETA→iPhoneの画像転送は待たされます。撮影後はすぐに映像を確認したいですから、次機種ではアッと驚く転送速度を実現して欲しいと思います。
At the beach in Japan - Spherical Image - RICOH THETA