■【1分でチェック!】ビジネスに役立つ本日のオススメ本
「一冊のノートで始める力・続ける力をつける―人生も仕事もうまくいくアイデアマラソン発想法」
樋口 健夫 (著)
■内容
「続ける力」は、集中力の親友、持続力の兄弟、パワーの蓄積の親。入学、就職、異動、転勤、転職、独立、結婚など人生の節目節目に役立つ「1日最低1個のアイデアをノートに書く」アイデアマラソン提唱者の発想術を大公開する。
ーAmazonより抜粋
■こんな人にオススメ
- プランナー
- コピーライター
- イノベーター
- デザイナー
- アイデア発想力を鍛えたいすべての人
■印象に残った言葉
脳は、様々なことを毎日思いついている。しかし、脳は、せっかく思いついたことを、すぐに消去しようとする。
3ヶ月を過ぎたら自信が湧く
6ヶ月を過ぎたら安定する
1年目を過ぎたら発想があるれる
■感想
私はデザイナーとして、アイデア発想力を鍛えるための訓練を色々試したりしています。普通の人に比べたらアイデアを発想するのは全く苦ではありません。むしろ三度の飯より好きかもしれません。
そんな私が数年前、著者のミニセミナーを受ける機会がありました。
話を聞いて印象的だったのは、(当時)著者は毎日50個のアイデアをノートに記しているというのです。ICレコーダーやキングジムのポメラを常に携帯し思いついたアイデアは即記録。そしてノートに書き写すことをもう何年もやっているのです。しかも楽しそうに。
するとどうなるか。脳をアイデア発想モードに切り替えるということがなくなるそうなんです(確かそんなことを言ってました)。
なるほど!確かにそうなるかもと思った私は、早速、著者の本を買い漁って「アイデアマラソン」を始めたのです。本来は1日1アイデアから始めるのですが、私はいきなり1日50個からスタート。普通のノートではなくルーズリーフに書き溜めていきました(本書でもルーズリーフを推奨)。
やってみてわかったのですが、1日50個のアイデアを書くのは相当苦しいのです。思いついたことなら、例えToDoでも1アイデアとして書いてもよいというゆるさがいいのですが、それでもあっという間に書くことがなくなっていく感じがしました。それを約1ヶ月くらい続けましたが、どんどんノートが消費されていくのは気持ちが良かったですね。
その後、毎年応募している宣伝会議賞に取り組むためにアイデアマラソンを続けるのをやめました。コピーもアイデアなのでノートに書けばよいのですが、私のこだわりで、宣伝会議賞に応募するアイデアはiPhoneのメモアプリを使っていたのです。結局、デジタルにするかアナログにするかで統一が図れず、せっかく続けたアイデアマラソンをやめてしまったのです。
それでも、いつかまた始めてみたいと考えています。
1日1アイデアから始めてみませんか?