■本日のオススメ本
「仕事に活かす! フォトリーディング」
主藤 孝司 (著), ポール・R・シーリィ (監修)
■内容
話題の速読メソッド「フォトリーディング」。難しそうだからと手を出さないのはもったいない!なぜなら、フォトリーディングは完璧にマスターしていなくても、その一部を身につけるだけでも大いに役立つからだ。本書はその基本テクニックを紹介しつつ、仕事にプライベートにフォトリーディングを大活用している著者が独自の活用法を説く。初心者にも経験者にも、どちらにとっても使える一冊。
ーAmazonより抜粋
■こんな人にオススメ
- 忙しいビジネスマン
- イノベーター
- ブロガーやセミナー講師など大量にアウトプットする人
- 積読本がたまっている人
■印象に残った言葉
求められている情報アウトプットから逆算し、必要となる情報のみをインプットしていけばいいのである。
フォトリーディングは、この「直観」を非常に大事にするメソッドである。
成功者たちは、自分が思ったことを根拠なく正しいと考え、遠慮なく恥ずかしがらずに行動につなげていく。その源は、直観やいわゆる勘であり、それに従って動くことで「偶然」「たまたま」大きな結果が得られるのである。
■感想
この本で特に印象深かったのは、フォトリーディングが「直観」を大切にする時代のために生まれたメソッドなんだなぁということです。
正解のないこれからの時代を生きていかなければならない私たちは、これまで以上に、自分の直観に頼らなければならない場面がきっと多くなってくるでしょう。そんな時に、不完全で限られた情報のみで判断する必要があると思います。
そもそも直観に頼らない共通の判断基準が生まれたのは、人類の歴史に比べたらごく最近のことであるという主張にはなるほど!と思いました。人類は遥か昔から、直観力を生かして生き延びてきたはずですよね。
フォトリーディングとは、最初に目的を絞り込み、そのために必要最小限の情報を効率よく本から得るための手法です。まず自分自信を信じ、五感を研ぎ澄ますことで、断片的ではあるが、目的達成のために重要な情報を瞬時に見分けることができるようになるのだと思います。
このような力はイノベーションにも必要不可欠な能力であり、デザイン思考やU理論にも通じるところがあると私は理解しました。