3月21日に新型iPadと4インチiPhoneが発表されると言う噂があります。
そのタイミングで、複雑になりすぎたiPadシリーズのラインナップが整理される可能性が出てきました。
そこで、上記の記事で書いたように、iPadシリーズのラインナップが整理されたと仮定した時の価格設定を、大胆に予想してみました。
以下は、Wi-Fiモデルのみに限りますが、現行iPadシリーズの価格をグラフで表現したものです。
これを見ると、旧モデル(iPad mini 2, iPad Air)の内蔵メモリの容量差(16GB, 32GB)による価格差はそれぞれ5,000円(税別)になっています。
また、最新モデル(iPad mini 4, iPad Air 2)では、各容量差間における価格差はすべて11,000円(税別)に統一されていることがわかります。
そして、iPad Proでの価格差は、18,000円(税別)です。
以上の情報をもとに推測したのが下記の表です。
NEW iPad, iPad Proシリーズ価格表(予想)
iPad(7.9inch)の最低価格は、iPad mini 2に合わせており、iPad mini 4は16GBも64GBも名称変更とともにプライスダウンと予想。
同様に、iPad(9.7inch)も最低価格は、旧モデルのiPad Airに合わせており、iPad Air 2も名称変更とともに全モデルプライスダウン。
一般向けモデルの現行機種は、これまでより買いやすくなるでしょう。
iPad Proシリーズの登場に合わせて、かなり強引ですが、あえてメモリ容量の振り分けもシンプルにしてみました。この表の無印iPadシリーズには128GBがありません。新型iPad Pro(9.7inch)の128GBモデルの価格を現行のiPad Air 2の128GBモデルの価格に合わせることで、無印iPad(9.7inch)の128GBモデルは不要となるからです。
それでも、無印iPad(7.9inch)の128GBモデルはさすがに残る可能性は高いでしょうね。
そして、今回発表されるであろう新型9.7inchのiPad Proは、12.9inchモデル同様、32GBと128GBの2モデルであると予想されます。
現行のiPad Proのメモリ容量による価格差は18,000円(税別)なので、単純計算でiPad Pro(9.7inch)の32GBモデルの価格を算出できます。
以上をグラフにしたものが上のグラフです。ずいぶんシンプルになったと思いませんか?
現行のモデルをプライスダウンすることで、一般向けのiPadの魅力を上げつつ、さらにiPad Proシリーズに小型モデルを投入することで市場を広げようとするアップルの戦略が見え隠れした今回の予想でした。