■本日のオススメ本
「マンガでやさしくわかるU理論」
中土井 僚 (著), 松尾 陽子 (その他)
■内容
U理論は、MITのC・オットー・シャーマー博士とマッキンゼーの連携により、世界トップクラスの革新的なリーダー約130人にインタビューした結果生まれたイノベーションを起こす方法。
2010年に原書が翻訳されてから注目されていますが、本書はマンガを通して概要を理解できるU理論の入門書です。ーAmazonより抜粋
■こんな人にオススメ
- 組織のマネージャー、リーダー
- イノベーター、イノベーション担当者
- コミュニケーションが苦手な方
- いつも同じことで喧嘩してしまう夫婦
■参考になったフレーズ
過去の経験に基づく枠組みは、思考や行動をパターン化させます。そして、新しい考えや行動が生まれなくなってしまうのです。
開かれた心にアクセスすることが問題解決の糸口になる
変革の成否は、何をどうやるのかではなく、何者としてそれに立ち会うのかにかかっている
■感想
私がU理論という言葉に出会ったのは、約5年前。当時、本書の著者である中土井さんが主催するU理論入門ワークショップに出かけたりしたものです。それからずっとモヤモヤしていたものが、数々のイノベーション・ワークショップを企画実施する中で理解が進んでいきました。
本書の表紙には、「人と組織にイノベーションをもたらす」とありますが、もっと身近な例でいえば、アイデア発想でのひらめきもU理論で説明ができますし、話題のデザイン思考も、U理論で説明ができます。
イノベーションに関わる全てのビジネスパーソンが知っておくべき理論でしょう。